turezureー嘉永七年の刻印がある久野馬頭観世音碑への道（後編）(2022/10/22)

 熊野神社を過ぎるとまもなく分岐点の久野川（山王川上流）に架かる上河原橋があります。右の道を行くと目的地方面です。

上河原橋

峰自然園を過ぎて
緩やかな登り坂道を進む

右手の林の中に発見
車では見過ごしてしまいます

（管理されているようです）

刻印文字は2019年６月にローカルガイドのk氏が訪れたときに「嘉永七年甲寅年三月大吉旦　建立」と解読しています。元号表には嘉永七年はありません。嘉永七年(1854)のはずなのに安政元年(1854)になっています。k氏が言うように珍しいことかもしれません。

○永七甲○年

この先直ぐに和留沢林道と日向林道の分岐点があります。

分岐点手前左側に小祠がありました。奥に鳥居も見えます。車では見過ごしてしまうでしょう。

出発地から約8km、高度差約225mでした。今回行けませんでしたが、和留沢の天恩真理神社まで約1.4kmの登り坂になります。