昔父親が、ある時期から(退職後)耳が遠くなり大きな声を出さないと会話ができなくなりました。テレビを見るのに音量をかなり大きくして補聴器(多分集音器)をつけて見ていました。
当時は性能の良いポータブルスピーカーがなかったので、写真にあるような耳かけ式補聴器(多分集音器)をつけて聞いていたと記憶しています。
今はテレビのイヤホーン端子にポータブルスピーカーをつければ、自分に適した音量で聞くことができます。
スピーカーと集音器 |
耳掛け式 |
一方会話用には補聴器が推奨されますが、高額です(有名なメーカーの補聴器は20万円前後)。代わりに集音器で間に合えばそれに越したことはありません。最近知人から頂いたものがあります。電源は充電式なので電池式のものより手軽に扱えます(テレビ音を聴いてみると、当然ですがノイズ音のないスピーカーのほうが断然聞きやすいです)。あくまで音を拾うだけなので、それなりのデメリットも多々あります(商品レビュー見ても良い評価、悪い評価があります)。会話をした時、自分のしゃべっている声が、耳の中でハウリングをしているような音になり若干響きます。将来技術の進歩により、値段がほどほどで性能が改良された製品が出ることを期待します。そしてもう少し聞き取りが不自由になった時点で、補聴器を含めて検討しようかと思います。