おじさんが外出から戻ってきたところ、車庫のコンクリートの上にセミが仰向けになって横たわっているのに気がつきました。かすかに足が動いたので、少量の水をかけたら少し元気になったらしく,もぞもぞしていました。出かける前には鳴き声が聞こえていなかったのでどこかよそで鳴いてきて,ここに落ちたのかもしれないと思ったのでしょう(おじさんの家の庭にはセミが止まるのに絶好なヤマボウシの木があります)。
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2019/08/05 11:10 |
おじさんは少し思案をして日陰の地面に移してやりました。
しばらくしてから様子を見に行ったところアリが沢山たかっていたので、慌てて水洗いをしてアリを除き怒りで思わず踏みつぶし、セミをアリが来ない鉢植えの梅の木の根元に置きました。セミはわかったのか上に行こうとしましたが、上れません。体力がなくなっているようなので幹に移してやったら、足をしっかり幹につけ上にゆっくりゆっくり動いていく様子でした。おじさんはセミがもう一度元気になって一度でもいいから我が家の庭で鳴いてくれること心の中で願いましたが、かないませんでした😩
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2019/08/05 12:04 |
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2019/08/05 13:47 |
とうとう鳴くこと無しに、しっかりと幹にしがみつきそのまま動かなくなりました😭
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2019/08/05 16:48 |
おじさんはセミを土の中に帰してやりました。そして想いをはせました。満足できた一生であったろうか。。。。
遠くで仲間のセミが鳴いて(泣いて)います。運命とは言え別れは悲しいものです。
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