turezureー生者必滅・会者定離 (2021/04/12)

このところ有名人の訃報が続いています。柔道家、俳優、脚本家、エリザベス女王の夫フィリップス殿下。。。

かってWebで愛読していたお二方の訃報（以前のことでありますが）を改めて思い出しました。ブックマークしてあったのですぐに見つかりました。前向きに生きられた方の記録です。

一人は闘病記胃癌物語を書き、癌の発見からわずか２年で亡くなられた74歳の方（1998年ー2000年）。もう一人は定年後の伊豆高原・シニアライフ日記を書いた方のブログであります。

胃癌物語：癌の発見から、未練、最終章までで、最終章はキーボードをたたく力がなくなった父に命じられて長男が口述筆記をしたものです。「ありがとうみんな、ありがとうございました皆さん、さようなら」で終っています。若干古い中身もありますが、癌について患者側からの苦悩を知るのに大変参考になりました。一読をお勧めします。http://suiheisen99.web.fc2.com/RYO/igan0.htm

伊豆高原・シニアライフ日記(2008年～2019年)：老いを受容しながら自然の恵みに感謝して「残躯天所許不楽復」の心境で綴る80老の身辺雑記（2018年11月9日に心臓系の病で入院、大手術後奇跡的に回復し25日に退院するも2019年2月6日永眠）https://blog.goo.ne.jp/tengoro7406/e/34ba91ab6f7c7fb61139afd5c41576bd

亡くなる直前のブログ(2018年12月1日）から。。。健康を取り戻しても89歳、これから長寿に恵まれてもせいぜい5年くらいか、いずれ人間として「死」を向かえる。今回の病が、私にもたらしてくれた最大のものといえば「死」の模擬試験を受けてきたようなもの、私にとって「死」に不安はなく、その時は安心して受け入れられることを知ったこと。

2019年2月16日のブログで、家族一同の「父は89歳で安らかに旅立ちました。ありがとうございました」で終っています。

生者必滅・会者定離😔